サニーヘルスはこのほど、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて調査レポート『1日10分で脂肪燃焼! なわとびダイエットの効果がすごい! 』を公開した。
なわとびは、普通の前跳びだけでも軽いランニングウォーキングの1.3~2倍もの効果があるといわれるほど運動効率がよく、短時間でダイエット効果が得られる優れた運動であるという。消費カロリーは体重50kgの成人女性が10分間跳んだ場合で60~70kcalであるが、この数値は体脂肪燃焼効果のある有酸素運動の中でも高いほうであるとのこと。
以前は「体脂肪を燃焼させたい場合は、20分以上の有酸素運動が必要」と言われてきたが、現在は連続10分程度が有酸素運動の効果を得られる最低ラインの時間とされている。そのため、なわとび運動を10分行うだけで、脂肪燃焼効果が期待できるという。
なわとびは全身の筋肉を使用するが、特にふくらはぎやももなど、下半身の筋肉が多く使われる。そのため下半身引き締めに効果が大きいという。脚からお尻にかけての大きな筋肉が鍛えられることで基礎代謝がアップし、やせ体質になることも可能だとしている。
また、なわとびを継続的に行えば心肺機能も向上する。血流や代謝がアップするため体脂肪が燃焼されやすい体になり、有酸素運動との相乗効果も期待できるという。
なわとびダイエットは、「1分間に60回程度を目安に2分間跳び続け、30秒休憩を3~5セット繰り返す」が基本になる。あごを少し引き、目線を正面に定めて跳ぶのがポイントとのこと。運動する時間は10~20分が適切であるが、無理のないよう、自身の体力に合わせてセット数を決めることも大事だという。
なわとびを行う際、まずは1日おきでもよいが、慣れてきたら毎日継続して行うことを目標にするとよい。行う場所がなかったり、なわとびが苦手などの事情があったりする場合は、なわとびを使用せずになわとびの動きをする「エアなわとび」でも同じような効果が得られるという。
注意点としては、なわとびはひざや腰に負荷がかかるため、実践の前後にはストレッチを行うなど、準備運動とクールダウンを必ず取るようにすることが挙げられる。芝生や土の上で行うほうが足腰に掛かる負担が軽減されるが、そのような場所がなければ、クッション性の高いスニーカーを履くとよいという。
また、女性の場合は、バストをスポーツブラである程度固定してなわとびを行うことをすすめている。固定しないとバストを支える靭帯が傷つくことがあり、バストラインが崩れたりサイズダウンしたりといったトラブルを招く可能性があるという。
詳しい説明はmicrodiet.netの最新の記事「1日10分で脂肪燃焼! なわとびダイエットの効果がすごい! 」で解説している。