お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明とタレントのミッツ・マングローブがMCを務めるフジテレビ系バラエティ番組『石橋貴明のたいむとんねる』(毎週月曜23:00~)では、次回28日の放送に元プロ野球投手の江夏豊氏が登場する。

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    (左から)ミッツ・マングローブ、江夏豊氏、石橋貴明=フジテレビ提供

石橋とミッツが「勝手に語り継ぎたいアレコレ」をゲストと語り合う同番組。石橋と江夏氏が共演するのは、フジ系バラエティでは『とんねるずのハンマープライス』(関西テレビ制作)で、「江夏豊が草野球のリリーフで21球だけ投げてくれる権」をオークションにかけた企画に江夏氏が出演(96年6月15日放送)して以来で、石橋の熱烈なラブコールで今回の出演が実現した。

今回のトークテーマは、ずばり「伝説だらけのアウトロー投手・江夏豊」で、高校時代からプロ入り間もない頃の仰天エピソードや懐かしい話が江夏氏の口から次々語られ、石橋もミッツも大興奮。「タカさんがどうしても聞いてみたいあのシーンの裏側」というコーナーでは、1968年にシーズン最多奪三振記録354個目を当時の王貞治選手ら奪った時の胸に秘めた思い、71年のオールスター戦での9者連続奪三振記録を打ち立てた時の心境、79年の日本シリーズ最終戦の伝説「江夏の21球」での真実、そして先日亡くなった親友・衣笠祥雄さんとの知られざるエピソードが語られる。

また、「江夏豊の都市伝説」というコーナーでは、元阪神タイガース・田淵幸一氏、川藤幸三氏からの貴重な証言もVTRで飛び出し、「試合後に甲子園から名古屋に消える」「前球団の後輩はデッドボールで片づける」などの都市伝説の真偽にも迫る。

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収録後、江夏氏は石橋について「とてもしゃべりやすい方ですね」といい、「僕は野球しか能のない男ですから、その野球を面白半分で扱われると、しらけてしまうんですよ。でも彼は本当に正面から野球を語ってくださる。だからこちらも素直にしゃべれるんですよね」と分析。

また、衣笠さんとの思い出については「そのことをもっと聞かれるんじゃないか、聞かれたらどうしようかな、また涙が浮かんでくるんじゃないかと思ってましたが、そこも石橋君の気配りで"江夏の21球"の中の出来事としてさり気なく触れてくれて、助かりました」と感謝していた。

(C)フジテレビ