昨年、日清「カップヌードル ぶっこみ飯」が話題を集めるなど、じわじわと人気を集めているカップライス。お湯を注ぐだけでいつもと違うご飯を味わえるのが最大の魅力ですが、最近はキーマカレーやちゃんこ雑炊まで楽しめるのだとか!?
そこで今回は、料理が面倒になりがちなビジネスマンにぴったり、日清のカップライス3種を食べ比べしちゃいます! 比較のポイントは「本格度」「濃厚感」「香り」「新鮮さ」「食べ応え」の5点。それぞれの個性が分かるように5段階で評価します。
刺激的な辛さ&香りに悶絶!「日清キーマカレーメシ スパイシー」
まずは今年3月に発売されたばかりの日清「日清キーマカレーメシ スパイシー」(税別220円)を実食! 「ビーフ」「シーフード」「ハヤシメシ」に続く「日清カレーメシ」シリーズの新作は、なんとキーマカレー。コンビニ弁当やレトルト食品ではあまり見かけないキーマカレーですが、お湯だけで作れるのでしょうか?
カップの中には、大きなルーがドドンと出現。このままお湯を注ぐとカレースープのようになりそうですが、思い切ってお湯を注いでみます。
5分待ってふたを開けると、ルーが浸透し、とろみのあるカレー状に。う~ん、食欲を刺激するスパイシーな香りが漂ってきました!
ひと口食べると、じわじわとほどよい刺激が……というか、これはなかなか辛い~!! 食べていくうちに辛さが増していくかのようなパワフルさです。コリアンダーやカルダモンなどのスパイスに、ジンジャーやウコンも組み合わり、実に複雑な味わいに。ルーがご飯にもったり絡み、まるで挽肉のような大豆ミートもたっぷりなので食べ応えも十分! 本格的なキーマカレーを手軽に楽しめる一品です。
本格度 ★★★★★
濃厚感 ★★★★☆
香り ★★★☆☆
新鮮さ ★★★☆☆
食べ応え ★★★★★
450kcal
炭火焼きの焼鳥のような香ばしさ!「日清 日本めし 焼き鳥ちゃんこめし」
次に食べるのは、日清「日清 日本めし 焼き鳥ちゃんこめし」(税別220円)。こちらは今年2月に発売された、「日本めし」シリーズの第2弾です。「日本のうまいをがっちゃんこ!」のコンセプトのもと、今回は「塩ちゃんこ鍋」と「焼き鳥」がまさかの一体化。鶏×鶏のコラボに期待が高まります!
お湯を注ぐ前はピラフのようですが、大きな鶏肉がゴロゴロ含まれているのが分かります。キャベツ、にんじん、ねぎなど、塩ちゃんこ鍋の具材も豊富!
お湯を注ぎ5分たち、ふたを開けると……思わず「ごっちゃんです!」と言いたくなるいい香りが! アツアツの具材が食欲を強烈に誘います。
鶏がとにかく旨い~! 焼きあがったばかりの焼鳥のような香ばしさに驚くばかり。お湯だけでできたとは信じがたいレベルです。大きな鶏肉は食べ応え抜群で、噛めば噛むほど旨味が口の中に沁みわたっていきます。野菜エキスやチキンエキス、昆布エキスが入った塩ちゃんこ鍋も美味で、体内に栄養が広がっていくかのよう。2つの鶏の旨味を雑炊風に楽しめる、大胆なアイデアの一品です。
本格度 ★★★★☆
濃厚感 ★★★☆☆
香り ★★★★★
新鮮さ ★★★★☆
食べ応え ★★★★★
374kcal
卵を溶いたスキヤキのような甘み!「日清 日本めし スキヤキ牛めし」
最後は、昨年発売された「日本めし」シリーズの第1弾、日清「日清 日本めし スキヤキ牛めし」(税別220円)を実食。こちらはTHE・日本食ともいえる「スキヤキ」と、日本のファストフードの代表的存在「牛めし」を組み合わせた、牛×牛の夢コラボです。
カップの中には小さくカットされた豆腐と牛肉がコロコロ。しかし、牛肉と見せかけて、なんとこれは大豆。ヘルシーなのはありがたい限りですが、果たして牛肉の味わいを再現できるのか気になるところ。
お湯を注ぎ、5分待つと……すき焼きと牛丼の間のような、たまらなくいい香りが立ち込めてきました。頭の中は、牛! 牛! 牛!と、食欲が刺激されまくります。
甘辛醤油の割り下を入れて、よくかき混ぜて食べると……卵を溶いたスキヤキのように甘くて旨~い! 牛と野菜の旨味が抽出されたつゆがご飯にしみ込み、大ぶりの大豆の肉からジュワッと出てくるかのよう。小ぶりの豆腐やにんじん、ねぎがスキヤキ風味を強めつつも、しかしこの"つゆだく"感はまさに牛めし。思わず「日本人に生まれてよかった……!」と感激してしまう一品です。
本格度 ★★★☆☆
濃厚感 ★★★☆☆
香り ★★★★★
新鮮さ ★★★★★
食べ応え ★★★★☆
375kcal
今回は、お湯を注ぐだけでいつもと違うご飯を味わえる日清のカップライスを食べ比べてみました。新鮮な味わいで食欲をしっかり満たせる上に、お値段もリーズナブルなので、忙しい毎日を過ごしている方は「お湯を注ぐだけ」のカップライスをぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか!