お笑い芸人のバカリズムMCを務めたフジテレビ系単発バラエティ番組『バカリズムのそこスルーする?』(4月4日放送)が、ギャラクシー賞の4月度月間賞を受賞した。
この番組は、世の中にある「なにげなくスルーして見過ごしている」ことに対し、バカリズムが独自の視点でツッコんでいくもの。同賞では「フリップを使いバカリズムのライブを見ているような部分もあるし、素朴な疑問に迫っていく楽しさもある。なによりエレベーターホールを行き交うセットが凝っていて、洗練された番組となっていた」と評価している。
なお、バカリズムは『架空OL日記』(読売テレビ)の原作・脚本・主演で、年間表彰の第55回ギャラクシー賞のテレビ部門特別賞も受賞している。
ギャラクシー賞は、放送批評懇談会が1963年に創設した、優秀番組・個人・団体を顕彰する賞。4月度は他にも、『ETV特集「ラーマのつぶやき~この社会の片隅で~」』(NHK Eテレ、4月14日放送)、『NNNドキュメント'18「57年目の告白 強制不妊 産み育てる尊厳奪われ」』(札幌テレビ、4月15日放送)、『NHKスペシャル シリーズ 金正恩の野望』(NHK、4月15・21・22日放送)が受賞している。