銀聯国際は5月17日、20~40代を対象とした「海外旅行に関する調査」の結果を発表した。調査期間は2018年1月、有効回答は600人。
海外旅行に行かない理由
自分の意思で海外旅行に行ったことがあるか尋ねたところ、半数近い46.7%が「ない」と回答し、中でも20代男性では62%に上った。
海外旅行に頻繁に行かない・行ったことがない理由を聞くと、「お金がかかるから」が圧倒的に多く69.2%。次いで「まとまった時間が取れないから」が38.8%、「治安や衛生面に不安があるから」が30.4%となった。
初めての海外旅行の行き先は、1位「アメリカ」、2位「韓国」、3位「オーストラリア」、4位「中国内陸」、5位「台湾エリア」と続き、アジアから3つの国と地域がランクインした。
初めての海外旅行先を選んだ理由を質問すると、20代は「価格が安い」が1位、30代・40代は「ずっと行ってみたい場所だった」が1位となり、年代が若いほど「価格の安さ」を重視していることがわかった。また旅行のきっかけは、「友人に誘われた」という人が最も多かった。
海外旅行へ行くに当たって重視していることを尋ねると、男性は1位「価格が安い」、2位「治安や衛生面の心配がない」、3位「グルメを楽しめる」。女性は1位「グルメを楽しめる」、2位「治安や衛生面の心配がない」、3位「歴史的な建造物や遺産を楽しめる」となった。
海外旅行先のイメージランキングをみると、「料理のおいしさ」「手軽さ」「一人旅でも安心」「歴史的建造物がある」の4項目全てでアジアがベスト3に入る結果となった。