アイドルグループ・嵐の二宮和也が主演を務めるTBS系日曜劇場『ブラックペアン』(毎週日曜21:00~)の第5話が、きょう20日に放送される。
外科学会理事長選をにらみ、高階(小泉孝太郎)が手がけるスナイプに関する論文で駆け引きを続けていた佐伯教授(内野聖陽)と西崎教授(市川猿之助)。最終局面を迎えたこの戦い、ついに論文の功績を手にしたのは西崎だった。師である西崎を選んだ高階は東城大を去り、帝華大に戻る準備を始める。
その頃、渡海(二宮和也)は佐伯教授に、患者・島野小春(稲垣来泉)に関する“ある懸念”を伝えていた。スナイプ論文の撤回を視野に入れた渡海の“懸念”に、西崎と高階は慌てる。検査の結果、小春にはスナイプ手術を行ったことによって別の問題が発生していた。開胸手術が出来ない小春に、高階は内視鏡下手術支援ロボット・ダーウィンでの手術を提案する・・・
今回放送の第5話から、最新鋭の手術支援ロボット・ダビンチが登場する。ダビンチとは、高精度な3D内視鏡を備え、超精密な手術を行う内視鏡下手術支援ロボット。大きな切開をせずに小さな穴から手術を行うため、患者の負担が小さいというメリットがある。この4月から保険適用範囲も広がったため、今後多くの患者を救っていくと期待される注目の医療機器だ。同ドラマでは、そのダビンチの実機を特別に使用し、ロケを敢行。ダビンチがドラマに登場するのは、史上初めて。劇中では“ダーウィン”という名称で登場している。
また、ゲストとして福澤朗と音尾琢真が登場。福澤は厚生労働省の医務技監の役で、医者の腕に左右されず安定した技術を提供できる“ダーウィン”を推奨している。『ブラックペアン』のストーリーに新たな動きを起こす存在として注目だ。
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