福岡県は5月14日、リーガロイヤルホテル小倉にて、ANA北九州=沖縄定期貨物便就航記念式典を開催した。ANAによる北九州=沖縄定期貨物便は6月4日に就航する。今回の就航により、那覇空港を経由して台頭するアジアの主要6都市(上海、香港、台北、ソウル、バンコク、シンガポール)へ新たな航空物流ネットワークが構築される。

  • (左から)北橋健治北九州市長、大人形綱邦ANA九州支社長、外山俊明ANA Cargo社長、小川洋知事、遠田孝一苅田町長

    (左から)北橋健治北九州市長、大人形綱邦ANA九州支社長、外山俊明ANA Cargo社長、小川洋知事、遠田孝一苅田町長

ANAの記者会見に同席した小川洋知事は、「アジア主要6都市へ翌朝には届けることのできる物流ルートが創設されたことで、部品の迅速な安定供給による製造業のさらなる振興や、県産農林水産物の輸出促進につながるものと期待しています」とコメントし、さらに、「北九州市や苅田町など、関係の皆さまと一緒に、24時間利用可能な北九州空港の特色を生かし、北九州空港の貨物拠点化に一層取り組んでまいりたい」と語った。