お笑い芸人の柳原可奈子が、きょう17日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『警視庁・捜査一課長 season3』(毎週木曜20:00~)の第6話にゲスト出演。自身初となる"容疑者"役に挑む。
第6話は、ジョギングが趣味の不動産会社のワンマン社長が殺害されるところからはじまるストーリー。「死体のそばからピンク色の人影がゆっくり走って逃げた」という目撃証言があり、容疑者として浮かび上がるのが、被害者の部下の1人である、柳原演じる北園晴美だ。
北園は、走るのがとても遅い設定で、その走りは「そよ風よりも遅い」と評されるほど。実際の柳原も子どもの頃から走るのが苦手だったそうで、「今回は役作りというより、『これって私の話じゃん!』みたいな感覚でした。足の遅さが生かされるお仕事が来るなんて、小学生の頃の自分が聞いたら夢みたいな話で、本当にうれしかったです!」と、役柄と自身を重ね合わせて演じたことを明かした。
柳原は、『MONSTERS』(2012年、TBS)で刑事ドラマに出演したことがあるものの、事件の容疑者となるのは初めてで、「アリバイを聞かれて、超感動~! 取り調べ室も殺人現場のシーンも初体験だったので、ワクワクが止まりませんでした」と興奮。
メインゲストのためセリフも多く、台本にアンダーラインを引いて頭に叩き込み、撮影に臨んでいたが、「こんなにも台本を読み込んだことはなかったです。これまでドラマの現場はいつも"おじゃまします感"がぬぐえなかったのですが、今回はドラマってこんな風に作っていくんだなと、ドラマ作りの楽しさをものすごく感じて楽しかったです!」と、演じる面白さに目覚めたようだ。
その上で、「シリアスな演技はあまりしたことがないので、これまで皆さんが見たことのない柳原可奈子の姿を披露できるのではと思います! また、遅く走るシーンがこんなにうまい役者はいないぞ!というところを見てほしいですね。現場から逃げるときですら遅いので、ぜひ注目していただきたいです!」と呼びかけている。