西武鉄道はこのほど、新宿線西武新宿駅のリニューアルに着手すると発表した。2020年の東京オリンピック・パラリンピックを見据えて駅の美装化やサインの整理などを行い、視認性・利便性・快適性の向上を図る。
リニューアルのコンセプトは「ニュートラルスペース」と「ポイントカラー」。駅本来の役割に必要な「わかりやすさ」を際立たせるためにシンプルな空間とし、きっぷうりばや窓口などの重要な機能には色を使うことで視認性を高める。駅舎ファサードや改札外コンコースの美装化も行うほか、池袋駅に次いで2カ所目となる訪日外国人向け観光案内所「SEIBU Tourist Information Center」を新たに開設する。工事完了は2019年3月の予定。
駅リニューアルに合わせ、新宿ターミナル協議会が定めた基本ルールにもとづく共通案内サインの整備も実施。出口付近をはじろ主要な移動経路上への図解サイン設置や視覚障害者誘導用ブロックの設置などに取り組む。