ASUS、デュアルカメラとノッチ採用「ZenFone 5」を税別52,800円で国内販売

ASUS JAPANは5月15日、同社製スマートフォン最新モデル「ZenFone 5」シリーズの国内投入を発表した。2018年2月に開催された「MWC 2018」で発表された製品で、ASUSが2014年に日本で初めて発売したスマートフォン「ZenFone 5」の名を冠した新モデルとなる。ラインナップは「ZenFone 5」「ZenFone 5Z」「ZenFone 5Q」の3機種。

5Zを除く2機種は5月18日、5Zは6月下旬以降に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格はZenFone 5が税別69,800円前後、ZenFone 5Zが税別52,800円前後、ZenFone 5Qが税別39,800円前後。国内ではNTTドコモ/au/Y!mobileの音声通話に対応する。

「ZenFone 5」シリーズ3モデル

ZenFone 5/ZenFone 5Z

ZenFone 5/ZenFone 5Zは、前面にノッチ(切り込み)が入った、6.2インチの縦長スマートフォン。外観は共通で背面を曲面ガラスで覆っており、ASUS製品ではおなじみの同心円状のスピンドル加工を施す。違いはプロセッサストレージで、ZenFone 5がSnapdragon 636/64GB、ZenFone 5ZがSnapdragon 845/128GB。

ZenFone 5

ZenFone 5Z

両機種ともに背面カメラは、f1.8の明るいメインカメラと、120度広角カメラのデュアル構成。被写体を自動で判別し、最適な撮影モードを適用する「AIシーン分析」機能や、背景のボケみをリアルタイムに調整できる「ポートレートモード」、ユーザーの顔を撮影してアニメのアバターを作成できる「Zenimoji」などを搭載する。

対応SIMはnanoSIMで、DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に対応。主なスペックは以下の通り。

ZenFone 5Z

OS: Android Oreo
CPU: Snapdragon 845
内蔵メモリ: 6GB
ストレージ: 128GB
外部ストレージ: microSD
重量: 165g
本体サイズ: W75.6×H153×D7.7mm
ディスプレイ: 6.2インチ
ディスプレイ解像度: 2,246×1,080ドット
メインカメラ: 標準カメラ(12MP Sony IMX363 イメージセンサー)+広角カメラ(120度)
サブカメラ: 標準カメラ(8MP) vバッテリー容量: 3,300mAh
SIM: nanoSIM(デュアルスロット)
指紋認証センサー: ○
カラーバリエーション: シャイニーブラック、スペースシルバー

ZenFone 5

OS: Android Oreo
CPU: Snapdragon 636
内蔵メモリ: 6GB
ストレージ: 64GB
外部ストレージ: microSD
重量: 155g
本体サイズ: W75.6×H153×D7.7mm
ディスプレイ: 6.2インチ
ディスプレイ解像度: 2,246×1,080ドット
メインカメラ: 標準カメラ(12MP Sony IMX363 イメージセンサー)+広角カメラ(120度)
サブカメラ: 標準カメラ(8MP) vバッテリー容量: 3,300mAh
SIM: nanoSIM(デュアルスロット)
指紋認証センサー: ○
カラーバリエーション: シャイニーブラック、スペースシルバー

ZenFone 5Q

ZenFone 5Qは、縦横比18:9のディスプレイを搭載した6型のスマートフォン。前面と背面に2つずつ、計4つのカメラを搭載することからQ(Quadの意)という製品名となった。ウルトラスリムベゼルを採用し、ディスプレイの画面占有率は80.3%となっている。

ZenFone 5Q

背面にあるメインカメラの画素数は1,600万画素で、0.03秒で被写体を捕らえるオートフォーカスを用意。動きのある被写体もとらえる。電子式の手振れ補正機能も用意し、ブレの少ない動画撮影も可能だ。サブカメラは800万画素の広角カメラ。メインカメラとサブカメラは、ワンタッチで切り替えられる。前面のメインカメラの画素数は2,000万画素。サブカメラは800万画素の広角カメラとなっている。

指紋認証のほか、前面カメラを利用した顔認証もサポート。対応SIMはnanoSIMで、DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)にも対応。

主なスペックは以下の通り。