スズキは23〜25日、パシフィコ横浜にて開催される「人とくるまのテクノロジー展2018」にブースを出展する。今回のスズキブースでは、四輪車・二輪車・船外機の最新商品や技術を展示し、同社の幅広い技術開発の取り組みを紹介するとのこと。
四輪車では、軽乗用車の新型「スペーシア」を出展。同車は、後退時の衝突被害軽減ブレーキ「後退時ブレーキサポート」と、フロントガラスに進入禁止の道路標識や車速、シフトポジションなどをカラー表示するヘッドアップディスプレイを軽自動車で初めて採用したモデルとなっている。
また、360度のコンピューターグラフィックの映像で、新型「スイフトスポーツ」に搭載した1.4L直噴ターボエンジン(K14C型ブースタージェット エンジン)のカットモデルを紹介。AR(拡張現実)技術を活用した映像となっており、エンジン内部の動きを見ることができる。さらに、環境負荷低減や軽量化に貢献する無塗装材着部品として、「第49回 市村産業賞 貢献賞」を受賞したインパネカラーパネルなど樹脂材料をはじめ、同社製品の内外装に採用された無塗装材着部品を展示する。
二輪車では、軽量で高性能なスーパースポーツバイク「GSX-R」シリーズの技術を投入した、原付二種スポーツバイクの新型「GSX-R125 ABS」を出展。船外機では、高圧縮比の4ストロークV型6気筒エンジンに、スズキ船外機初の二重反転プロペラ「スズキデュアルプロップシステム」を採用し、高い加速性能と直進安定性を実現したフラッグシップ船外機「DF350A」のカットモデルを展示する。
この他、主催者企画の試乗会に、高い動力性能とハンドリング性能を実現した小型乗用車の新型「スイフトスポーツ」を提供するとのこと。