6月18日にBSスカパー!(BS241/プレミアムサービス579)で放送する『銀河鉄道999 40周年記念生ドラマ「銀河鉄道999 Galaxy Live Drama」』(20:00~)の取材会がこのほど都内で行われ、同ドラマでメーテルを演じる栗山千明、星野鉄郎役の前田旺志郎が取材に応じた。
スカパー!は、国民的大ヒット作であり国際的にも人気が高い松本零士原作の『銀河鉄道999』を生放送で初の実写化。メーテル役には栗山千明、鉄郎役には前田旺志郎を迎え、原作に忠実な年齢設定で生放送するほか、放送終了後にはスタジオでアフタートークが展開される。
取材会で初めて会ったという栗山と前田。この日は役衣装で撮影が行われ、前田から「すごいですよ! マジで超メーテルでした。お世辞抜きでメーテルでしたよ!」と絶賛された栗山は「それしか言えないじゃん(笑)」と照れ笑いを浮かべて「年齢も年齢ですし、ビジュアル的に成り立つのか不安だったんですが、ヘアメイクさんやスタッフさんにいい形にしていただけたので気に入っています」と満足げ。メーテル役のオファー時を「正直驚きました。メーテルは憧れの存在といいますか、誰しもが憧れる存在のキャラクター。そういう役を私にいただけるのは本当に驚きで光栄ですし、恐縮しています」と胸の内を明かすも「多くのファンの方々がいらっしゃいますので、期待に添えるように頑張りたいと思います。メーテルは深い思いというか意志や使命があると思いますが、それを内に秘めている切なさや葛藤みたいなものを上手く表現してメーテルに近づきたいですね」と意欲を見せた。
テレビドラマの黎明期に放送していたという生ドラマ。セットで演技をした映像が生で視聴者に伝わるが、生ドラマ初体験の栗山は「生でどうやってやるの? と思いましたし、経験がないので未知数ですね。正直不安の方が大きいですが、稽古をしていく中で自信を持ってお伝えできるようにしたいです」と話し、前田も「舞台経験もないので、生で視聴者の方に伝えるのは初めてです。緊張というか不安や怖い気持ちが大きいですね」と戦々恐々。そんな前田に栗山は「私は舞台でのお芝居という形ですが、その場合は稽古をして臨むので、意外とハプニングが楽しかったり刺激になったりしてどこか冷静にいれる自分がいます」と舞台との共通点をあげながら「やりにくいとあったら言ってくださいね!」と役者としての先輩らしい気遣いも。また、銀河鉄道で行ってみたい場所を問われた栗山は「それこそ二次元の世界!」とアニメオタクらしい回答で報道陣の笑いを誘っていた。
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