アイリスオーヤマは5月12日、米の銘柄に合わせて炊き方を調整する「量り炊きモード」を搭載したIHジャー炊飯器「銘柄量り炊き IHジャー炊飯器 3合」(KRC-IC30)と「銘柄量り炊き IHジャー炊飯器 5.5合」(KRC-IC50)を発売した。価格はオープンで、参考価格はKRC-IC30が25,800円(税別)、KRC-IC50が27,800円(税別)。
量り炊きモードとは、お釜に入れた米の量を計測し、最適な水量を自動で算出し、本体液晶に表示してくれる機能。お釜に水を入れていくと、表示されている水量が減少し、最適な水量に達すると「ピピッ」という音が鳴る。米の重量に対して必要な水量を表示するため、1合、2合といった合数単位でなくても米を炊飯可能だ。あらかじめ銘柄を選択することで、銘柄ごとに異なる米粒の大きさや水分値に合わせ、水量や火力、加熱時間の調整も行う。対応する銘柄はこしひかりやあきたこまち、つや姫など計40種類。
炊き上がったあとは、お釜から減った米の重量をもとに、お茶碗によそったご飯のカロリーを表示する「カロリー計量」に対応。食事制限をしている人や、体型を維持したい人の栄養管理をサポートする。
お米に合わせる料理やお米の食べ方によって、炊飯時の水量や加熱工程を調整する「こだわり炊き分け」機能も内蔵。たとえばカレールーとの相性にこだわった「カレーモード」や、冷凍してもおいしく食べられる「冷凍ご飯モード」などを用意した。
KRC-IC30の本体サイズはW245×H222×D335mm、重量は4.1kg。炊飯容量は0.5合から3合。KRC-IC50の本体サイズはW265×H231×D356mm、重量は4.9kg。炊飯容量は0.5合から5.5合。電源コード長は共通で、約1m(収納式)。