ああ、とっても懐かしい写真!生後20日頃の樹とペン(犬)です。
樹はベビーベッドで過ごすことが多かったから、一緒にいつでも眠ることはできなかったけれど、こうやって同じレベルに降りてきた樹の側にいつもペンがやってきて、寝息を立てていました。
初めての出産と子育て、目まぐるしい日々の中で、「もっともっと頑張らなくちゃ!」と気を張っていた私。”スピー スピー” と聞こえるペンの寝息は、私の肩の力を抜いてくれる心地よい音色でした。
前回樹とペンが出会ったばかりのことを紹介しましたが、今回はその後の二人の関係について書いてみようと思います。
首が据わって、寝返りを打てるようになり、ハイハイをし、伝い歩きをはじめ、歩けるようになった1才2ヵ月の頃、”ペンのリードを持ちたい” と、樹が私に訴えかけてきました。私はこの日を今か今かとずっとワクワクしながら待っていたので、ついにこの日がきたのね「わぁ、本当に!嬉しい……」と涙を浮かべひとりごと。初めて樹にペンのリードを持たせたとき、「ペンちゃん!動いちゃダメ!!」とハラハラしながら、こっそり私も樹と一緒にペンのリードを持っていました。今、そんな真似をすると……一人でリードを持ってペンを連れて歩きたい樹にすぐに見つかって「かか あめー!!(母、だめー!!)」と怒られます(笑)。その度に、初めての日を思い出し、思わず笑みがこぼれてしまいます。