パートナーエージェントはこのほど、「家庭内での母親の役割」に関する調査結果を明らかにした。同調査は4月16~23日、20~29歳の未婚女性1,840人を対象にインターネットで実施したもの。
2018年の母の日に予定していることを尋ねたところ、44.6%が「プレゼントを贈る」、19.5%が「花を贈る」、16.5%が「一緒に食事をする」と答えた。
お母さんのことが好きであるか聞くと、81.5%が「好き」と回答した。「お母さんのような母親になりたいと思いますか?」という問いに対しては、59.0%が「なりたい」と答えている。
将来結婚して子どもを持ちたいと回答した220人に対し、自分たちが子どものころの母親の状況(今から10~20年前)について尋ねた。その結果、「子育て」(65.9%)、「料理」(76.0%)、「掃除」(75.0%)はおおよそ母親が担っていたことがわかった。ただ、専業主婦(45.4%)と共働き(46.8%)の割合はほぼ同率となっている。
将来結婚して子どもを持ったときにどんなお母さんになりたいか聞くと、「子育ては家族で分担、または外部のサポートを活用してもいい」(66.4%)、「料理は家族で分担、または外部・中食を活用してもいい」(60.4%)、「掃除は家族で分担、または代行サービスなどを活用してもいい」(64.6%)が6割以上を占めた。
お母さんの家庭内の役割における「良いと思うところ、見習いたいと思うところ」を自由回答で尋ねたところ、「手の込んだ料理を毎日つくってくれる」(24歳・女性)、「手作りが得意で、時間をかけて心を込めた調理や、家族の衣服まで修理してくれる」(24歳・女性)など、「料理」「手作り」といったワードが多く挙げられた。
続いて、お母さんの家庭内の役割における「あまり良くないと思うところ、できれば見習いたくないと思うところ」についても自由回答で答えてもらったところ、「全部自分でやろうとするところ」(20歳・女性)、「あまりにも家族優先で自分のことを疎かにする」(23歳・女性)など、がんばりすぎてしまう点を挙げる声が多かった。