首都高速道路はこのほど、1号羽田線(上り)平和島本線料金所および湾岸線(東行)大井本線料金所を運用停止・撤去することとした。この関係で、1号羽田線羽田入口(上り)にて料金所新設工事を行うため、5月14日5時から2019年5月(予定)までの期間、長期通行止めとなる。
今回の取り組みは、「料金圏ごとの均一料金」から「料金圏のない距離別料金」に移行することで、よりスムーズな通行を目指したものとなる。本線料金所の完全撤去は、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」までに計画している。羽田入口(上り)の長期通行止めの期間、羽田線(上り)鈴ヶ森入口/空港西入口と湾岸線(東行き)大井南入口が代替入口となる。
羽田空港最寄りの料金所に関しては、5月14日0時より羽田線(上り)空港西入口と湾岸線(東行き)空港中央入口にて、それぞれ入口料金所の運用を開始する。一方、5月16日22時より湾岸線(東行き)湾岸環八出口料金所を、5月17日22時より湾岸線(東行き)空港中央出口料金所を、それぞれ運用停止する。
なお、平和島・大井本線料金所運用停止に伴い、領収書の呈示が不要となるとともに、周辺の出入口の利用方法が一部変更となる。
また、平和島パーキングエリア(上り)は、5月21日6時から2019年12月(予定)までの期間、1号羽田線(上り)本線から直接入場できなくなるが、平和島出口(上り)から一旦降りて一般道を経由し、平和島入口(上り)から首都高に再入場することで、引き続き利用できる。なお、平和島入口(上り)から再入場する際は、平和島出口(上り)を降りてから10分以内であれば、一回の通行とみなして料金を計算する。なお、現金車などETCを利用しない場合は、最初に利用した入口で発行する領収書又は利用証明書の呈示が必要になる。