ソフトバンクは5月10日、2018年夏モデルの新製品として、シャープのAndroidスマートフォン「AQUOS」シリーズのフラッグシップモデル「AQUOS R2」を発表した。5月18日から予約を受け付け、6月上旬以降に発売する。メインカラーとしてローズレッドを展開し、このほかプレミアムブラックとプラチナホワイトも販売する。
端末価格は93,120円(税込)。24回分割払いではひと月あたり3,880円(税込)。ユーザーにはキャリアの割引きが適用されるため、新規・機種変の端末価格は月額1,880円(税込)、MNPの場合は月額680円(税込)となる。動画撮影機能を豊富に盛り込んだ機種で、メインターゲットにはビジュアルコミュニケーションを重視する20代から40代の男女を見据える。
AQUOS R2は、アウト側にカメラを2つ搭載。それぞれ動画用と静止画用に分かれている。動画用カメラは画角135度の「ドラマティックワイドカメラ」。最大4K2K画質(3,840×2,160ドット)での撮影が可能だ。動画撮影中でも、静止画用カメラを利用して写真を撮影できる。AIが動画撮影中の被写体や構図を分析し、子供の笑顔などを検知すると自動で静止画を撮影する「AIライブシャッター」機能も備えた。
静止画用カメラは、画素数が約2,260万画素。人やペット、料理、花火など9種類の被写体をAIが検知し、被写体が映えるように撮影する「AIオート」機能も用意している。
ディスプレイには、アスペクト比19:9の約6インチ「ハイスピードIGZO液晶ディスプレイ」を採用した。画面解像度は3,440×1,440ドットで、前モデル「AQUOS R」よりもさらに解像度を高めている。モバイル端末としては世界で初めて(シャープ調べ)、HDR映像方式「Dolby Vision」と立体音響技術「Dolby Atmos」のどちらにも対応。シャープの「COCORO Video」やNTTぷららの「ひかりTV」などが提供する対応コンテンツを、迫力ある映像とサウンドで楽しめる。
主なスペックは以下の通り。
- OS: Android 8.0
- CPU: Qualcomm Snapdragon 845(オクタコア 2.6GHz+1.7GHz)
- 内蔵メモリ: 4GB(LPDDR4X)
- 内蔵ストレージ: 64GB
- 外部ストレージ: microSDXCメモリーカード(最大400GB)
- サイズ: 約W74×H156×D9mm
- 重量: 約181g
- ディスプレイ: 約6.0インチ ハイスピードIGZO(3,040×1,440ドット)
- アウトカメラ(標準): 約2,260万画素 CMOS 裏面照射積層型、焦点距離22mm(35mm換算)、F1.9
- アウトカメラ(ドラマティックワイド): 約1,630万画素 CMOS 裏面照射積層型、焦点距離19mm(35mm換算)、画角135度、F2.4
- インカメラ: 約1,630万画素 CMOS 裏面照射積層型
- Wi-Fi: IEEE 802.11a/b/g/n/ac
- Bluetooth: 5.0
- バッテリー容量: 3,130mAh
- 防水/防塵: IPX5/IPX8、IP6X
- カラー: ローズレッド、プレミアムブラック、プラチナホワイト