米Googleは8日(現地時間)、Gmailの新機能として、人工知能を活用したスマートコンポーズ(Smart Compose)機能を発表した。
Googleは2017年5月に、ユーザーが受信したメールを機械学習で解析し、返信メールの文面を自動作成する「スマートリプライ」機能を提供している。今回発表されたスマートコンポーズ機能はそれを進化させたもので、メールを作成する際に、文章の一部を入力すると、その後に続く文章を自動作成し、サジェストする。[タブ]キーを入力すると、サジェストされた文章が確定。メールを書く時の文脈も理解したサジェストを行うといい、例えばメールの作成日が金曜日であれば、「良い週末をお過ごしください!」などの締めの言葉をサジェストする。
スマートコンポーズ機能は、2018年4月に提供された新しいGmail利用者向けに、今後数週間でローンチされる。加えて、今後数か月間以内に、G Suiteのユーザーにも提供されるという。Googleはスマートコンポーズ機能により、手軽にメールの草稿を書くことができるとしている。