13日(21:00~)にテレビ朝日系で放送される沢口靖子主演ドラマ『西村京太郎サスペンス 鉄道捜査官18』。2000年から続く人気の理由や制作秘話などを、長年手掛けてきた関拓也ゼネラルプロデューサーが明かした。
同作は沢口演じる鉄道捜査官・花村乃里子の活躍を描く人気シリーズで、13日放送の最新作では乃里子の所轄署時代の先輩・滝本裕介(別所哲也)が容疑者となり、彼を信じる乃里子が日光・鬼怒川を舞台に事件の真相に迫っていくという内容だ。シリーズ18年の歴史の中で、初めて乃里子の"警察官としての原点"が描かれる。
関GPはシリーズが支持されてきた理由を、「第三セクター鉄道やローカル線などをメインに、生活に密着した風景を描いています。そんな親しみやすい旅情も、広く受け入れられているのではないでしょうか」と分析。地方ロケの際には、ホームの手前で電車が止まってしまったことがあり、理由を聞くと「撮影の邪魔かなと思いまして…」と気を遣った運転手が止めたこともあったという。
主演の沢口について、関GPは「美しくてポジティブ! 外見も中身もあんなに美しい方はなかなかいない!」と絶賛。さらには「とにかくおっしゃることが誠実で説得力も抜群なので、まさに"理想のリーダー"。こんな方が総理大臣だったら、世界ももっと平和になるのになぁと思います。そんな沢口さんのポジティブさが、画面を通して視聴者の皆さんにも伝わるのではないでしょうか」と話した。
また沢口演じる乃里子は、"学級委員長"のイメージだと関GPは明かす。「クラスを統率している、ちょっと"お姉さん"、という感じ。金子昇さん、大塚千弘さん、長谷川朝晴さんには"ボケ役"をやっていただき、それを沢口さんがまとめているイメージですね」(関GP)。
そして関GPは、乃里子の"警察官としての原点"が描かれる最新作の見どころを「今回はちょっと骨太な作品で、"乃里子VS元先輩刑事"の構図が描かれ、乃里子がなぜ警察官になったのか、鉄道捜査官・花村乃里子の"エピソードゼロ"ともいうべき作品になっています。冒頭で再会するシーンでは迫力のアクションもあり、ノンストップサスペンスアクションのような趣きもあります」と明かす。
さらには、「日曜夜の放送ということで、『明日、会社行くのイヤだな』と思っている方々が、前向きに希望を見出すようなストーリーに仕上がっていると思います」とPRしている。