テレビ朝日系ドラマ『特捜9』(毎週水曜21:00~)に出演する、ジャニーズJr.でTravis Japanのメンバー・宮近海斗。きょう9日に放送される第5話では、宮近演じる新人鑑識課員・佐久間朗が、特捜班の部屋に赴き、鑑識結果を説明する。

  • 宮近海斗、羽田美智子

    宮近海斗(左)と羽田美智子=テレビ朝日提供

井ノ原演じる浅輪直樹刑事ら「9係」に所属していたメンバーが、新班長・宗方朔太郎(寺尾聰)のもと、新部署「特別捜査班」で再結集し、難事件に立ち向かっていく同ドラマ。

宮近は、第5話では第4話までと比べると格段にセリフが多いとのことで、「特別捜査班メンバー勢ぞろいの中に入ってかけあいをするので、すごく楽しみにしていました。でも僕、あまり舌がまわらないので、噛んだらいけないと思うと追い込まれちゃいそうで怖かったです…」と本音をのぞかせる。しかし「緊張感は持ちつつも、皆さんの作られる空気にいい意味で飲み込まれながらしっかり状況を伝えられたと思っています」と感想を述べた。

セリフの覚え方については、「誰かと読み合わせるとかはなくて、だいたいひとりで頭に入れます。舞台のときは帰り道、ひとりでブツブツ言いながら覚えているので、ちょっと不気味かも…。『特捜9』のセリフは、たいていお風呂で覚えていますね! よくよく考えたら、裸でブツブツ言っていて恥ずかしいですね(笑)」と裏側を明かす。

自身がジャニーズJr.であることも演技に生かされているらしく、「僕らJr.はいろいろな現場に行くことが多くて、先輩のバックで踊るときも、どこでどう対応するかいつも頭をまわさないといけません。最初は振付師さんもすごく怖かったのですが、僕らが臨機応変に対応していくことを学んだら、いつのまにか怒られなくなりました。自分たちがちゃんとやらないと、スタッフさんも動けないんだということが身に染みたので、Jr.で培った瞬発力のようなものは生かせているかもしれません」と話す。

また、「ただ出ているだけで終わっちゃうなんて絶対に嫌です! 佐久間として、そして宮近海斗として何かを作品に残していきたいですね!」と撮影への意気込みを語った。