パナソニックは5月8日、倍速パネル搭載の65V型4K液晶VIERA「TH-65FX780」を発表した。6月8日より発売する。価格はオープン。
3,840×2,160ドット(4K)の倍速液晶を備える65V型液晶テレビ。独自技術「ヘキサクロマドライブ」の色補正補正ポイントが従来モデルより約1.6倍増加し、ノイズを抑えたリアルな質感を出力。加えて暗部の忠実再現性の向上や、明部の高輝度対応色補正処理など、より鮮やかな映像表現を可能としている。
ディスプレイは視野角の広い「4K高輝度IPSパネル」を搭載。「バックライトエリア制御」と「エリアコントラスト制御」を組み合わせた「Wエリア制御」により、高いコントラスト感と明暗の表現力を両立させている。HDR規格は、HDR10とHLGの2方式に対応。「明るさ連動HDR」により、部屋の明るさに合わせて画質を自動調整する機能も備える。
地上デジタル/BS/110度CSチューナーは3基を内蔵。USBポートも備え、別売りのUSB HDDを接続すれば裏番組を2つまで同時録画できる。地上デジタル放送やネットコンテンツなどの映像を4Kにアップコンバートする「4Kファインリマスターエンジン」も搭載。映像を部分ごとに解析してアップコンバートすることで、ノイズを抑えた解像感の高い4K映像を出力するとしている。
NetflixやひかりTV4Kなどのネット動画の視聴に対応し、付属のリモコンを使っての音声入力にも対応。お気に入りのチャンネルやアプリなどをホーム画面に登録しておける「新・かんたんホーム」や、視聴履歴に応じたおすすめ番組を表示する「おすすめの録画」「おすすめの番組」など、使い勝手を高める改良が施された。
スマートフォンとの連携機能では、アプリ「TV Remote2シンプルモード」でTVを制御し、ネット動画、放送番組、録画番組を検索してTVで視聴することが可能。テレビ本体の基本操作も行える。専用アプリ「Panasonic Media Access」では、放送中の番組や録画した番組を外出先などからスマートフォンで視聴することもできる。
スタンド部分は、取り付け位置を外側か内側かに調節可能。映像入力インタフェースは、HDMI×4系統、コンポーネント×1系統、ビデオ×1系統。有線LAN端子×1基とUSBポート×3基も備える。10W+10Wのフルレンジスピーカー×2基、10Wのウーハー×1基を内蔵。本体サイズは、W1,454×D325×H915mm、重量は約31kg(スタンドあり)。