東芝ホームテクノは5月8日、過熱水蒸気オーブンレンジ「石窯ドーム」の新製品として、2段調理が可能なER-SD7000を発表した。発売は6月上旬から。価格はオープン、推定市場価格は170,000円前後(税別)。本体カラーはグランホワイトとグランブラック
ER-SD7000は、総庫内容量30Lの過熱水蒸気オーブンレンジだ。東芝ホームテクノは、共働き世帯の増加に伴いニーズが高まっている「時短・省手間」に注目し、食事のレパートリーを広げつつ、洗い物も減らせる調理メニューを拡充した。
「お手軽パンメニュー」は、生地づくりから焼き上げまで通常は4時間ほどかかるフランスパンを約1時間でつくれるコース。ヘラを使いボウルで混ぜてつくるので、「こね作業」が不要。フランスパン以外にも、メロンパン、カレーパンなど14レシピを搭載する。
「スピード深皿メニュー」は、同社独自の深さ5cmの深皿を使用したメニューだ。食材を切って、深皿の中で混ぜてつくるため、洗い物の手間を省ける。焼き時間が20分以内の「スピード深皿メニュー」を新たに8レシピ搭載し、毎日の献立づくりをサポートする。
このほか、「おかずあたため」機能も新搭載。おかずをあたためるとき、赤外線センサーで食品の温度変化を細かく検知し、段階的にレンジ出力をコントロールする機能だ。食品が硬くなりにくく、はじけを抑えるので、庫内も汚れにくい。外形寸法は幅498×奥行き399×高さ396mmとなっている。
「石窯ドーム」シリーズとして、ER-SD700のほかにも、大型ホワイトバックライト液晶の「ER-SD5000」、オーブン温度300℃の「ER-SD3000」、オーブン温度250℃の「ER-SD100」の3機種を発表。価格はオープンで推定市場価格(税別)はそれぞれ、ER-SD5000が130,000円前後、ER-SD3000が90,000円前後、ER-SD100:68,000円前後。発売日はER-SD5000が6月中旬、ER-SD3000が7月上旬、ER-SD100が7月中旬だ。