女優の杉咲花が主演を務めるTBS系火曜ドラマ『花のち晴れ~花男Next Season~』(毎週火曜22:00~)の8日放送の第4話に、物語の鍵を握る絵本が登場する。その絵本のイラストを同局の古谷有美アナウンサーが手掛けた。
大ヒットコミック『花より男子』の新章となる『花のち晴れ~花男 Next Season~』を原作とする同作は、伝説の4人組"F4"が卒業してから10年後、落ち目になった英徳学園を舞台にした痛快青春ラブストーリー。主人公の江戸川音役を連続ドラマ初主演の杉咲花、神楽木晴役を平野紫耀(King & Prince)、馳天馬役を中川大志が演じる。
古谷アナがイラストを描いたのは、音と天馬が小さい頃に一緒に読んだ絵本『むらさきの花のひめ』。夜になると美しい紫の花に変身し、良い香りで人を惹きつけるお姫様の物話だ。原作漫画にもこの絵本のエピソードは登場するが、絵本の内容のすべては描かれていない。古谷アナは、ドラマのスタッフと打ち合わせを重ねながら、およそ30枚ものイラストを描き、約2カ月かけて1冊の絵本として完成させた。
古谷アナは、日ごろから自身の描いたイラストをインスタグラムに載せているほど絵が好きなことで知られており、それを知ったドラマプロデューサーからのオファーで、今回の絵本制作が実現した。
古谷アナは「小さい頃から絵を描くのがすごく好きで、趣味の延長ですけど一生懸命やっていたことが、こういう形でつながってうれしいです。お話を頂いたときには、あまりにびっくりしすぎてドラマのスタッフには言えなかったんですが、実は絵本を出すのが夢だったんです。実際に絵本になったのを見た時には感動しましたし、ちょっと手が震えました」と感激。「自分でも今日の放送を見るまで信じられないです! 絵本に出てくるお姫さまも、今田美桜さんが演じる真矢愛莉さんのキャラクターをイメージしながら描いたので、絵本とドラマのストーリーがどんな風に重なっていくのか、ドキドキしています」と期待している。
この第4話では、晴への思いから真矢愛莉(今田美桜)の行動がエスカレートして暴走。絵本『むらさきの花のひめ』の物語と、愛莉の切ない過去がクロスして描かれる。音と晴、天馬の恋の行方や、愛莉の切ない思いとともに、古谷アナが手掛けた絵本にも注目だ。
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