英国のジャガー・ランドローバーは、ジャガーのフラッグシップであるラグジュアリーサルーン「XJ」の誕生50周年を記念した特別モデル「XJ50」を、北京モーターショー2018(中国で4月29日~5月4日に開催)で発表した。

  • ジャガー「XJ50」

ジャガーのフラッグシップサルーンである「XJ」は、1968年に「XJ シリーズI」として誕生し、8世代に渡って世界中で各国のビジネスリーダー、セレブリティ、政治家、そして王室などに選ばれ続けてきた。誕生から4年が過ぎた頃には、世界で唯一の12気筒を搭載した4ドアサルーンのプロダクションモデルとなり、最高速度140mph(225km/h)を発揮する当時の世界最速を誇る4シーター・モデルとなっている。

今回発表された「XJ50」は、スタンダード・ホイールベースとロング・ホイールベースがあり、パワートレインは最高出力340PSの3.0リッターガソリンエンジンと、最高出力300PSの3.0リッターディーゼルエンジンから選択できる。

エクステリアには、「オートバイオグラフィ」仕様のフロント / リアバンパーのほか、50周年記念モデルであることを際立たせる要素として20インチホイールやブラックフロントグリルを採用し、リアとサイドベントに専用バッジを配した。エクステリアカラーは、「フジホワイト」「サントリーニブラック」「ロワールブルー」「ロゼッロレッド」の4色を用意している。

インテリアは、ダイヤモンドカットのソフトグレイン・レザーシートに、ジャガーのリーパーロゴをエンボス加工したヘッドレスト、「XJ50」のロゴを施したセンターアームレストを組み合わせた。インタリオ技法で加工した「JAGUAR」ロゴや、「XJ50」バッジを配したイルミネーション付トレッドプレート、アノダイズ加工を施したギアシフトパドルやブライトメタルペダルなども、このモデル限定で特別装備される。