タレントのウエンツ瑛士が8日、日本テレビ系情報番組『スッキリ』(毎週月~金8:00~10:25)に生出演。脊髄損傷による両下肢麻痺で、今後は車椅子での生活になると公表したアイドルグループ・仮面女子の猪狩ともかの言葉に勇気をもらったと話した。
猪狩は、4月11日に都内で強風によって倒れた看板の下敷きになる事故に遭い、緊急手術を受けていたが、7日に更新した自身のブログで「歩くことはもちろん、自分の力で脚を動かすことすらできなくなってしまいました」などと報告。「絶望しました」と明かすも、家族をはじめとする周囲の人たちの励ましで前向きな気持ちになれたとつづった。退院後は仮面女子として活動を続けるという。
『スッキリ』では、猪狩が電話出演し、「リハビリを頑張っている姿や前向きに生きている姿を見て、勇気をもらったり、そういう人がいっぱい増えたらいいなと思っています」と心境を告白。ファンに向けて「このたびはたくさんの方にご心配おかけしてしまってすいませんでした。でも私は自分の現実を受け入れて、今、前を向いています」と力強いメッセージを送った。
ウエンツは「率直に思ったのは、頑張ろうって。自分自身も頑張ろうって。彼女が伝えていることは必ずいろんな方に勇気を与えているし、前向きにさせている」とコメント。「一つ一つの言葉がまっすぐ届いてきて、明日からも前向きに自分自身も」と続け、「誰にだっていろんなことは起こるわけじゃないですか。でも必死に生きていこうという気持ちになりました」と語った。