アイドルグループ・嵐の二宮和也が主演を務めるTBS系日曜劇場『ブラックペアン』(毎週日曜21:00~)の第3話が6日に放送され、平均視聴率が12.1%だったことが7日、わかった。初回13.7%、第2話12.4%と推移し、今回0.3ポイントダウンしたものの、好調を維持している(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)。
海堂尊の小説『新装版 ブラックペアン1988』を原作とする同作。舞台となる東城大学医学部付属病院に突如導入されることになった手術用最新医療機器・スナイプを巡る疑惑をきっかけに、外科医としてのプライドを守ろうとする“オペ室の悪魔”こと渡海征司郎(二宮)が、嫉妬渦巻く大学病院という巨大な組織に立ち向かっていく姿を描く。
第3話では、外科学会理事選を控え“インパクトファクター”が欲しい西崎教授(市川猿之助)に迫られ、スナイプ手術の結果が出せない高階(小泉孝太郎)は後がなくなっていた。そんなとき、東城大に心臓を患った2人の患者が入院。1人は楠木秀雄(田崎真也)で、渡海(二宮和也)と世良(竹内涼真)が担当になり、佐伯教授(内野聖陽)による佐伯式手術を受けることが決まっていた。
もう1人は、厚生労働省の次期事務次官候補である田村浩司(依田司)の息子・田村隼人(高地優吾)。音大生の隼人はピアノコンクールを間近に控えており、短期間での回復が見込めるスナイプ手術を希望していた。VIP患者のスナイプ手術とあって高階は並々ならぬ意気込みだったが、術前検査で隼人の心臓の構造に問題があることが発覚し、高階は断腸の思いでスナイプ手術を断念。ところが、佐伯は渡海に隼人のスナイプ手術を行うよう命令し……といった展開だった。
二宮の決断と技術で、2つの緊急オペを乗り切った今回、ゲストとして世界的ソムリエの田崎真也と気象予報士の依田司がドラマ初挑戦。また、ジャニーズ Jr.内のユニット・SixTONESの高地優吾も4年ぶりのドラマ出演で先輩・二宮と共演を果たした。