サンワサプライは5月7日、スマホとパソコンをBluetoothで接続し、スマホを使ってパソコンのキー入力やマウスの操作、手書き文字入力、音声入力などができる周辺機器「400-SCN056(Phone2PC)」を発表した。同社の直販サイト「サンワダイレクト」のみで販売し、直販価格は税込6,480円。

セッティングは簡単で、使いたいパソコンにはスティック型のコントロールデバイスを差し込んでドライバーを導入しておき、スマホには専用アプリをインストールしておけばよい。

  • パソコンに接続するコントロールデバイス。USBメモリーのような形状をしており、使わない時は簡単に取り外せる

音声入力・翻訳機能を使えば、スマホに向かって話しかけるだけで音声をテキスト化したり、入力した文字を英語などに翻訳できる。スマホのフリック操作で入力した文字をパソコンに転送する機能も備えるので、パソコンのキーボードが苦手な人も安心だ。マウス操作機能は、スマホの画面がトラックパッドのように扱えるので、マウスを設置する平らな机などがない状況でもパソコンが操作できる。

プレゼン操作機能は、ページ送りやポインターなどの操作がスマホだけで利用できる。電子署名機能は、スマホに手描きしたサインなどをパソコン上の書類に貼り付けられる。ほかにも、スマホで撮影した写真をPDF化してパソコンに送信する機能などを備える。

  • 利用できるおもな機能。手元のスマホでさまざまな操作ができるのが魅力だ

パソコンはWindowsとMac、スマホはiOSとAndroidに対応する。パソコン用コントロールデバイスのサイズはW59×D18×H9mm、重さは約9g。