名古屋鉄道と名鉄グランドホテルは、空港島内に建設中の中部国際空港セントレアホテルの新棟を10月1日に開業することを決定し、宿泊予約の受付を7月1日から開始する。新棟開業に併せて、本棟におけるラウンジの新設とレストランのリニューアルを行う。
新棟は、空港ターミナルビル直結というアクセスの良さと、バス・トイレ・洗面が独立した従来のスタイルはそのままに、客室内は横に広い窓で明るく開放的な空間とし、スーツケースが広げられる十分なスペースを確保した。
鉄骨造11階の新棟は、「TRIP TOHORIZON with CALM COLOUR(水平線、地平線など旅の象徴、明るく暖かな色使い)」をデザインコンセプトとし、壁に描かれた世界地図は、旅についての想いを馳せてもらいたいという思いを込めている。客室数は160室で、ツインルーム100室(32平方メートル)、ダブルルームは60室(24平方メートル)を備える。
新棟開業に併せて、本棟におけるラウンジの新設とレストランのリニューアルを行う。ラウンジは「景色・伝統・文化」をテーマとして、モダンな茶室空間、旅の情報を収集できるビジネスコーナーや待ち合わせに利用できるリビング空間を設えた。レストランは6月3日のリニューアルオープンを予定しており、地元食材を取り入れてメニューを一新するとともに、席数を従来の80席から106席に増やす。
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