5日にフジテレビ系『世界!極タウンに住んでみる』がスタートし、この春改編でスタートしたプライムタイムの新バラエティ番組初回視聴率が出そろった。トップは、3時間スペシャルで11.2%をマークしたテレビ朝日系『帰れマンデー見っけ隊!!』(毎週月曜19:00~)で、新番組の中で唯一2ケタに乗せた(視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区 ※以下同)。
2018春の新バラエティ初回視聴率ランキング
『帰れマンデー見っけ隊!!』は、日曜夕方で最高視聴率14.1%を記録した『帰れまサンデー』がゴールデンに進出してスタート。4月16日の初回は、夕方時代の人気企画「秘境路線バスに乗って飲食店を見つける旅」と、ゴールデンで何度も実績がある「帰れま10」の2本立てで、11.2%という好スタートを切った。
同番組は、4月23日に8.5%、同30日には13.1%を記録しており、今後も好調に推移しそうだ。
続く2位に入ったのは、テレビ東京系『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』。これまで2カ月に1回のペースで放送してきた特番が、ペースアップして月1回のレギュラーとなったが、第8弾となった今回は惜しくも2ケタには届かなかった。今年1月2日放送のお正月3時間スペシャルでは、同時間帯在京1位の13.5%をマークした実績もあり、今後の上昇も期待される。
視聴率苦戦が続くフジテレビは、この改編でプライム帯に4本の新バラエティをスタートさせたが、いずれも2ケタには届いていない状況。ただ、4月19日にスタートした『直撃!シンソウ坂上』は、2時間(19:57~21:54)枠で8.7%だったが、レギュラーの時間帯(21:00~21:54)は10.3%となっている。
一方、視聴率好調の日本テレビは、2期連続でドラマ・ミニ番組を除くプライム帯無改編となっているため、新バラエティを放送していない。