夢らくざプロジェクトはこのほど、「こどもの将来のおしごとに関する意識調査」の結果を明らかにした。同調査は4月2日~22日、2018年4月時点で小学生から中学生までの子ども248人(男子90人、女子158人)とその保護者167人を対象にインターネットで実施したもの。
小学生から中学生までの男子に将来なりたい仕事を尋ねたところ、1位は「学者・研究者」、2位は「電車の運転士」、3位は「ゲームクリエイター」と「サッカー選手」だった。5位は「俳優・声優」と「パイロット」が並び、7位は「プログラマー」と「プロ野球選手」がランクインしている。
男子で1位となった「学者・研究者」は、調査開始以来、初の首位となった。習い事として理科実験教室が人気となっていることも影響していると考えられるという。2位の「電車の運転士」は、男子に普遍的に人気がある乗り物への関心として、3位の「ゲームクリエイター」は、自分が好きなものの延長としての意識が感じられるとのこと。
女子の1位は「ケーキ屋さん・パティシエ」となった。2位は「デザイナー」、3位は「幼稚園・保育園の先生」、4位は「医者」、そして5位には「小学校の先生」が入った。さらに6位は「イラストレーター・画家」と「女優・声優・モデル」で、8位は「アイドル・歌手」と「お花屋さん」と「看護師」と「薬剤師」が並んだ。
「ケーキ屋さん・パティシエ」は、昨年から引き続いて1位だった。2位の「デザイナー」ともに、かわいいものやおしゃれなものへの関心の高さが感じられるという。
保護者に子どもが将来なってほしい仕事について尋ねると、1位は「こどもがなりたいもの・好きなもの」だった。2位には、安定を重視してか「公務員」がランクイン。3位以降は「薬剤師」「看護師」「研究者」「医者」と人の役に立つ仕事が続いている。