漫画家の久保ミツロウ、コラムニストの能町みね子、音楽プロデューサーのヒャダインによるトークイベント『久保みねヒャダこじらせライブ VOL.7』が4月28日、東京・フジテレビ湾岸スタジオで行われた。
昼公演では、久保がバカボンのパパの年齢(41歳)を超えてしまったことを知り、「わーーー!!!」と絶叫したほか、能町がフジのクイズ特番『超逆境クイズバトル!! 99人の壁・春の乱』(4月5日放送)に出演し、人生初の"CMまたぎ"をしたことを報告。「あそこで視聴率上がったのか下がったのか知りたい!」と気になる様子だ。
『99人の壁』は、自身の得意ジャンルで最大99人の「ブロッカー」とクイズで対決し、5問連続正解で100万円が獲得できるというルールだが、「稀勢の里」で挑んだ能町は2問目で敗退し、「『稀勢の里』っていうジャンルは、今思えば若干選択ミス」と反省。「狭すぎて問題が作りづらいので、結果わりと簡単な問題になっちゃうんですよ」と、『99人の壁』の難しさを説明した。
答えられなかった2問目は、問題文が「稀勢の里が龍ケ崎市立長山中学校で…」まで読み上げられた時点で先に正解されてしまったが、能町は「私は稀勢の里の中学校時代のことすごい知ってるから、絞りきれないんですよ」と、知識量が仇になってしまったそう。問題文の続きは「部活は何部だったか」というもので正解は「野球部」だったが、能町は「私は合唱で指揮をしたのも知ってるし、野球部なのに相撲大会に出て優勝したのも知ってるし、いろいろあるから…」と戦略ミスを惜しんだ。
そんな中、スペシャルワンマッチで登場し、見事100万円を獲得したたX JAPANのToshlのすごさを力説。「音楽系のジャンルで来るとみんな思ってたんですけど、『ガトーショコラ』ですよ!? これが出た瞬間にすごいざわめきが起こったんですけど、ガトーショコラのことをすごい知ってるんですよ」と、快進撃を振り返った。
さらに、4問目をToshlが答えたときに、正解のコールがかかる前に、裏からスタッフの「うわー!!」という驚きの声が聞こえてきたといい、「あんまり知らない人は(Toshlが100万円獲ったのは)『やらせだろう』とか言うんですけど、あれを聞いた瞬間にやらせは全くないことを私は確信しました」と強調した。
なお、4月28日深夜から月1回で地上波フジテレビでの放送が復活したが、前回の2時間のライブが2部制で計4時間あったものの、75分の放送枠で「使えた部分が15分だった」(ヒャダイン)と報告。この日のライブも、ほとんど放送で使えない内容だったが、一部の模様は5月19日深夜に75分SPで放送される。
次回のライブは6月3日に開催。チケットは発売後に即完したが、5月3日朝10時から追加販売される。