テレビ朝日の全日帯(6~24時)視聴率が好調だ。4月の月間平均視聴率(4月2日~29日)は7.5%となり、王者・日本テレビを0.1ポイント差まで猛追している。

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テレビ朝日本社=東京・六本木

4月月間平均のゴールデン(19~22時)は日テレ11.6%・テレ朝10.2%、プライムは日テレ11.4%・テレ朝10.2%と差があるものの、全日帯で大接戦。4月を週別に見ると、第3週(16~22日)と第4週(23~29日)は、7.4%でテレ朝が日テレと同率首位に並んだ。

この好調の背景は、平日帯の情報・報道番組だ。第4週は『グッド!モーニング・7時台』が、23日9.2%、24日10.2%、25日10.4%、26日9.0%、27日9.0%と絶好調で、『羽鳥慎一モーニングショー』(毎週月~金曜8:00)は25日に9.6%をマーク。『スーパーJチャンネル』(毎週月~金曜16:50)は、23日8.6%、24日8.5%、25日8.6%を記録した。

プライム帯の番組も、『特捜9』(毎週水曜21:00~、25日)が14.5%、『警視庁・捜査一課長』(毎週木曜20:00~、26日)が12.6%、『未解決の女 警視庁文書捜査官』(毎週木曜21:00~、26日)が12.8%と、4月スタートの春ドラマが好調。国内外の情勢が大きく動く中、『池上彰のニュースそうだったのか!!2時間SP』(28日)が12.5%、『サタデーステーション』(同日)が11.0をマークし、『報道ステーション』も連日2ケタに乗せている。

視聴率の数字は、ビデオリサーチ調べ・関東地区。