SteelSeriesは4月26日、ゲーミングヘッドセット「Arctis Pro」シリーズとして、「Arctis Pro + GameDAC」と「Arctis Pro Wireless」の2モデルを発表した。5月10日から発売する。
Arctis Pro + GameDAC
「Arctis Pro + GameDAC」は、2018年3月に発売されたハイレゾ対応ヘッドセット「Arctis Pro」と、ゲーミング用にデザインされたUSB DAC/アンプをセットにした製品。公式通販サイトでの価格は33,000円(税別)。
ヘッドセット「Arctis Pro」は、40mmネオジミウムマグネットを使用したドライバを内蔵し、ハイレゾ基準である最大40,000Hzの周波数帯域まで再生が可能。「ClearCast」と名付けられた収納式マイクを内蔵し、スタジオレベルのクリアさとノイズキャンセル機能を利用できるとしている。再生周波数帯域は10~40,000Hz、感度は102dBSPL、インピーダンスは32Ω。
デザインは、「Arctis Pro」シリーズを踏襲しつつリファイン。ガンメタルフィニッシュの軽量スチールヘッドバンド、アルミ合金製のハンガー、ソフトタッチコーティングで交換可能なスピーカープレート、ユーザーの頭の形にフィットするスキーゴーグルヘッドバンドなどを備える。イヤークッションは、蒸れを低減し快適な長時間プレイをサポートする「Airweave」を素材に使用している。
同梱のUSB DACは、96kHz/24bitにネイティブ対応。ESS Sabre製チップ/アンプを内蔵し、DTS Headphone:X 2.0サラウンドに対応する。再生周波数帯域は5~40,000Hz。
Arctis Pro Wireless
「Arctis Pro Wireless」は、USBトランスミッターを使った2.4GHz帯と、Bluetooth 4.1の2種類のワイヤレス接続に対応するデュアルワイヤレスゲーミングオーディオシステム。公式通販サイトでの価格は40,000円(税別)。
USBトランスミッター接続時は約12mの範囲で使用でき、遅延が気にならないワイヤレスオーディオを提供する。2.4GHz帯ワイヤレスとBluetoothの同時接続が可能で、ゲームをプレイしながらモバイルデバイスで音声チャットなどを行うことも可能。オートチャンネルホッピングテクノロジー(周波数ホッピング)により、ノイズのない周波数帯域を見つけて電波干渉の影響を受けないようにする。
電源は交換式のデュアルバッテリシステムを採用。バッテリ1個で10時間連続で動作し、2個使うことで最大20時間の連続動作が可能。対応プロファイルはA2DP / HFP / HSP。ヘッドセットの機能は「Arctis Pro」とほぼ共通。