マイボイスコムはこのほど、「時短家電」に関するインターネット調査を実施し、10,445件の回答を得た。調査結果によると、家事で時短したいことの上位は「風呂掃除」「料理、食事の支度」、時短に役立っている家電は、半数以上が「電子レンジ、オーブンレンジ」を挙げ、時短のために利用したい家電の上位は「電子レンジ、オーブンレンジ」、「ロボット掃除機」「食器洗い機・食器洗い乾燥機」だった。
家事や生活の中で時間短縮・効率化したいことを聞いたところ、「風呂掃除」34%、「料理、食事の支度」29.6%、「洗濯物をたたむ・しまう」28.1%といづれも2〜3割で、回答者によってバラつきがあるようだ。第1位を年代別でみると、男性10〜30代は「洗濯物をたたむ・しまう」、男性40代以上は「風呂掃除」、女性10・20代では「食器洗い」、女性30〜50代では「料理、食事の支度」、女性60・70代では「窓拭き」という結果だった。また、配偶者だけが働いている場合は、「料理、食事の支度」「料理、食事の献立を考える」の他、「アイロンがけ」の比率も高かった。
家事を生活の中で、時間短縮・効率化するために行っていることを聞いたところ、「完璧にやらない・やりすぎない」「計画的に行う」が各20%台で、「こまめにやる」「まとめて行う」「冷凍・レトルト食品や惣菜、食材セット、半調理品などを活用」が各2割弱だった。 「完璧にやらない・やりすぎない」は女性40代以上で高く、「冷凍・レトルト食品や惣菜、食材セット、半調理品などを活用」「やる回数を減らす」は家事を負担に感じる層に多い回答だった。
次に家電について聞いた。時間短縮・効率化に役立っている家電は、「電子レンジ、オーブンレンジ」が53.8%、「炊飯器」「冷蔵庫、冷凍庫」が各3割弱、「電気ケトル」「食器洗い機・食器洗い乾燥機」「全自動洗濯機」が各2割弱だった。「電子レンジ、オーブンレンジ」は、女性40代以上で比率が高い。
利用したい家電は、上位が「電子レンジ、オーブンレンジ」の他、「ロボット掃除機」「食器洗い機・食器洗い乾燥機」が各2割弱だった。「ロボット掃除機」「電気圧力鍋、自動調理鍋、マルチクッカー」「フードプロセッサー」は、現在役立っている家電より順位が上という結果だった。
普段の家事を負担に感じる人は41.8%で、女性30〜50代では各6割になる。家事に対する考え方では、「家事をストレスに感じることがある」が34.7%、「現状、家事はだいたいできている方だと思う」「家事を効率よく行うよう工夫している」が各2割強だった。 「家事をストレスに感じることがある」「毎日、家事に追われているような気がする」は女性30・40代が、現状、家事はだいたいできている方だと思う」「家事を効率よく行うよう工夫している」は女性60・70代で高いという結果だった。