『R-1ぐらんぷり2018』で優勝した盲目の漫談家・濱田祐太郎が、きょう27日(19:57~21:55)に放送されるカンテレ・フジテレビ系バラエティ特番『さんまのまんま春SP』に出演する。
濱田は、『R-1』優勝直後のマイナビニュースのインタビューで、出演したい番組として『さんまのまんま』を挙げていたが、それから1カ月半で実現。収録は今月初旬に都内で行われ、部屋を訪れた濱田を玄関まで迎えに行った明石家さんまは「手をつなげばええのか?」と、濱田の左手をつかみソファーまで誘導ながら「なんで俺が後輩の道案内せなアカンねん!」と、さんまらしい言葉で歓迎した。
漫談を披露することになるも、濱田は「大ベテラン2人の前でやりにくい!」と本音をこぼすが、さんまが「永久保存版で、帰ったら、見~よ!」とふると、濱田が「見ます! いや、見えへんねん!」と返すなど、初対面にもかかわらず軽快な掛け合いを見せる。
そして、濱田が漫談を終えると「頑張った! 頑張った! やりにくかったやろ~!」と労うさんま。同席していた樹木希林が「存在そのものがあるから…」と、あるアドバイスを送ると、濱田は「こんないいアドバイスを初めていただきました!」と感激する、
濱田の特技は、「相手の顔を触って、どんな顔か自分で再現できる」ことだそうで、さんまは自身の顔を濱田に触らせて、顔を表現してもらうことに。また、『R-1』優勝後の生活変化についても打ち明けていく。
収録を終えた濱田は「めちゃくちゃ緊張しました! 今までに感じたことのない緊張感でした」と感想。初対面となったさんまの印象について「テレビで聞いていた通り、本当に明るくて面白くてパワーがあって…という感じで、かっこよかったです!」と興奮気味に語った。
また、出演したい番組に『さんまのまんま』を挙げた理由については「お笑い界のトップランナーの人たちが、視覚障害のあるお笑い芸人をどう回すのか、すごく興味がありました。トップランナーであるさんまさんと1対1のトークになる『さんまのまんま』であれば、さんまさんの流れみたいなものが一番分かると思いました」と明かした上で、実際に出演して「いろいろと勉強になりました」と話していた。
今夜の放送には他にも、米倉涼子、浅田舞、浅田真央、中尾明慶、玉山鉄二、ジミー大西、レイザーラモンが出演する。