女優の小林綾子が、広瀬すずがヒロインを務める2019年度前期NHK連続テレビ小説『なつぞら』に出演することが決定し26日、東京・渋谷のNHKで行われた出演者発表会見に出席した。

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小林綾子

小林の朝ドラ出演は、1983年度放送の『おしん』以来、約35年ぶり。「月日が経つのは早いなと感じていますが、私の原点となった朝ドラにまたこのように参加させていただくことができてとてもうれしく思っています」と喜びを語った。

NHK連続テレビ小説100作目となる『なつぞら』は、戦争で両親を失った少女・奥原なつ(広瀬)が、北海道・十勝の大自然と開拓者精神あふれた大人たちの中でたくましく育ち、そこで育まれた想像力と開拓者精神を生かしてアニメーションの世界にチャレンジしていく姿を描くドラマ。脚本家・大森寿美男氏によるオリジナル作品となる。

小林が演じるのは、東京から入植した山田家の母・タミで、アニメーターを目指すなつに絵心を教え、彼女の生涯に大きな影響を与える天陽の母。「東京育ちでおっとりしていて農業は苦手で、愚痴をこぼせるのは富士子さん(松嶋菜々子演じるなつの育ての母)だけという、近所の人となかなか交流しない設定ですが、天陽の母としてしっかりなっちゃんを支えていければなと思っています」と意気込みを語った。

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小林のほか、岡田将生、草刈正雄、松嶋菜々子、藤木直人、清原翔、福地桃子、小林隆、音尾琢真、安田顕、高畑淳子、山田裕貴、吉沢亮、戸次重幸の出演が決定。会見には、戸次を除く新メンバー13人と広瀬が出席した。