西濃運輸、日本フレートライナー、JR貨物、仙台臨海鉄道の4社は25日、吹田貨物ターミナル駅(大阪府吹田市)と郡山貨物ターミナル駅(福島県郡山市)・仙台港駅(宮城県仙台市)を結ぶ長距離直行貨物列車を5月7日から運行すると発表した。20両編成のうち15両を西濃運輸が貸切利用する。

  • 西濃運輸私有31フィートコンテナ

この列車は毎日1往復運行され、発着時刻は下りが吹田貨物ターミナル駅22時14分発・郡山貨物ターミナル駅9時15分着・仙台港駅12時45分着、上りが仙台港駅22時35分発・郡山貨物ターミナル駅2時37分発・吹田貨物ターミナル駅15時44分着。西濃運輸が貸切利用する15両のうち4両は吹田~郡山間、残り11両は吹田~仙台間全区間での運行となる。

1列車あたりの輸送量は31フィートコンテナ30個で、大型トラック30台分に相当。トラックドライバー不足への対応や労務環境の改善を図るほか、年間1万3,810トンのCO2排出削減を見込んでいる。