テレビ朝日系で2019年4月から1年にわたって放送されるドラマ『やすらぎの刻~道』(平日昼帯放送予定)が、出演者オーディションを開催することが決まった。

  • 001のalt要素

    倉本聰氏(右)と出演陣=テレビ朝日提供

倉本聰氏が脚本を手がけ、2017年4~9月に放送された『やすらぎの郷』の主人公・菊村栄(石坂浩二)が執筆するシナリオ「道」が映像化されていくというストーリーが描かれる同ドラマ。作品の前半の主演は清野菜名で、戦後の高度成長期を経て現代にいたるまでの後半、いわば主人公の晩年を八千草薫が演じる。

物語は80年間にわたって続き、時代の変遷と共に多くの登場人物が予定されているため、番組では若手俳優を積極的に抜てきするオーディションを開催することを決定。応募条件は15~35歳の男女で、経験は不問。採用人数は10~20人程度を予定しているが、場合によっては、人数に制限なく採用することも考えているという。

作品には清野、八千草に加え、前作でおなじみの浅丘ルリ子、加賀まりこ、ミッキー・カーチス、藤竜也ら名優たちが多数出演する予定だ。

倉本氏が手がけるドラマで、大規模なオーディションを行うのは、天宮良を主役に抜てきした『昨日、悲別で』(84年、日本テレビ)以来、34年ぶり。倉本氏は「日本を代表する名優たちがキラ星の如く出演しますが、この大スターたちの胸を借りて数多の若い逸材を育てようというのが今回のオーディションの大目的です。無名有名にかかわらず多くの若い才能の参集をお待ちしております」と呼びかけている。

所属事務所の有無、経験、国籍は問わず、応募締切は5月11日23時59分まで。エントリーは、ウェブのみでの受付となる。