ディスカヴァー・トゥエンティワンはこのほど、「マイタイム 自分もまわりも幸せになる『自分のための時間』のつくり方」(税別1,300円)を発売した。

  • 「マイタイム 自分もまわりも幸せになる「自分のための時間」のつくり方」(税別1,300円)

    「マイタイム 自分もまわりも幸せになる『自分のための時間』のつくり方」(税別1,300円)

同書の著者モニカ・ルーッコネン氏は、フィンランド在住のノンフィクションライター兼ブロガーで、ライフスタイル専門家としても活躍している。かつては日本に住み、仕事をしていた経験もあるとのこと。

「世界幸福度ランキング1位」となったフィンランドは日本より10年早く少子高齢化が進んでいると言われており、共働き世帯は8割を超えている。日本でも共働き世帯が増えているが、ルーッコネン氏は「日本人は家事に育児にそして仕事にと、ちょっとがんばりすぎ」と考えている。そこで大切なのが「自分のための時間=マイタイム」であるという。

マイタイムとは、忙しい毎日でも仕事や家庭の責任から離れ、自分に投資する時間のこと。その時間を持つことで「充電できる」「自己啓発ができる」「健全な人間関係が保てる」「より健康になれる」「よき親、よきパートナー、よき社会人になれる」といったメリットがあるという。

マイタイムにはさまざまな過ごし方があるが、自分がいちばんリラックスできること、自分にとって意義あることをすればよいとしている。ルーッコネン氏も、シングル・マザーかつワーキング・マザーで、老年の父親の介護も行っているが、忙しい中でもきちんと「マイタイム」も確保しているという。

  • 「マイタイム 自分もまわりも幸せになる「自分のための時間」のつくり方」目次

    「マイタイム 自分もまわりも幸せになる「自分のための時間」のつくり方」目次

同書では、ルーッコネン氏が日本の労働状況や慣習を考慮しつつ、マイタイムが取れるようになる具体的な方法を紹介している。

マイタイムをつくるための3ステップは、「やりたいことリストをつくる」「自分の時間の使い方を検証する」「すきま時間をマイタイムにする」。やりたいことを見つけ、時間の使い方のバランスに注目し、そこで発見したすき間時間を活用すれば、今まで何となく過ごしていた時間をマイタイムに充てられるという。

  • 本文より「時間の使い方を検証する」

    本文より「時間の使い方を検証する」

同書ではマイタイムのつくり方のほか、「自分を再発見する"マイタイム"の楽しみ方」「家事と育児は完ぺきを目指さない」も掲載している。