SIXは4月25日、アナログレコードの演奏に連動して歌詞が浮かび上がるレコードプレーヤー「COTODAMA Record Player」を発表した。まだプロトタイプとのことで、製品化されるかどうかは未定。
COTODAMA Record Playerは、レコードを乗せて針を落とすと、背面のパネルに歌詞が浮かび上がるユニークなレコードプレーヤー。毎年4月の第3土曜日に世界で開催されるレコードの祭典「レコード・ストア・デイ」を祝して制作された。
歌詞の表示には、IoTスピーカー「Lyric Speaker」で採用されている「Lyric Sync Technology」を使用。楽曲の雰囲気や構成を自動解析し、モーショングラフィックスで歌詞を表現する。
レコードで再生されている曲は、ACRCloud LIMITEDのフィンガープリントを基にした楽曲認識技術で判別する。この情報をもとにインターネットの歌詞データベースにアクセスし、該当曲の歌詞を表示する仕組み。歌詞データベースはシンクパワーの提供によるもの。
COTODAMA Record Playerは、二子玉川の蔦屋家電(東京都世田谷区)内にあるMUSICエリアに設けられたレコード・ストア・デイコーナーに展示されている。展示期間は4月29日まで。