中部国際空港セントレアは4月24日、今夏開業予定のボーイング787初号機をメインとした新複合商業施設「FLIGHT OF DREAMS」(フライト・オブ・ドリームズ)」の商業エリア出店店舗を発表した。シアトルをイメージさせる14店舗が決定し、その他の店舗は決まり次第、改めて発表する。
フライト・オブ・ドリームズは、有料の展示・コンテンツエリアと、誰でも自由に利用できる商業エリアで構成する。商業エリアはボーイング創業の地シアトルを中心とするアメリカ北西部の再現をメインコンセプトとしており、同地域の街並みをイメージした内装デザインを施すとともに、同地域に本拠地を持つ飲食・物販ブランの名品・人気料理を提供する店舗を導入する。
商業エリアの店舗は、シアトルを本拠地とするメーカー・レストラン・オーナーシェフ等のブランド店舗という"シアトルブランド"であること、シアトルで製造された菓子・食品・雑貨を中心に輸入し販売する店舗という"シアトル製造"であること、シアトルの食文化・ライフスタイル等をイメージして業態開発された店舗という"シアトルイメージ"が特色となる。
具体的には、日本初出店となる現地のオリジナルブランドの店、シアトルなどアメリカ北西部からの直輸入で日本初お目見えの商品を紹介する店、シアトルをイメージした新業態の店など新鮮味ある魅力的なラインナップとなる。航空機の主翼の真下に広がるフードコートをはじめ、迫力ある実機を間近に眺めながら食事やショッピングを楽しめる、世界的にも珍しい非日常空間を構想している。