近年、運転中におきたできごとを映像として記録できる「ドライブレコーダー」の需要が高まっています。

  • 運転中のできごとを記録できるドライブレコーダーが好調に売れている。1万円台前半の低価格帯モデルと、2万円以上の多機能モデルが売れ筋だ

GfKジャパンによるレポート「2017年のドライブレコーダー販売動向」によると、2017年のドライブレコーダーの国内販売台数は109万台で、前年と比べると実に38%増という数字に。1~9月は前年比9%増で推移していましたが、あおり運転を発端とする事故の報道の影響からか、10月は前年同期の2.6倍、11月は2.4倍、12月は1.7倍にまで増加しました。

  • GfKジャパンが発表した「2017年のドライブレコーダー販売動向」より。ドライブレコーダーの販売台数は右肩上がりで伸びており、2017年はついに100万台を超えた

売れ筋は、1万円前半の低価格製品と、2万円以上で多機能な製品に2分化しているといいます。

  • GfKジャパンが発表した「2017年のドライブレコーダー販売動向」より。ドライブレコーダーは1万円未満の低価格モデルと2万円以上の高性能モデルの比率が高まっている

需要の高まりを受けて、2017年は70以上のメーカーから600を超えるドライブレコーダーが発売されたといいます。選択肢が増えるのはよいのですが、家電量販店やカー用品店のドライブレコーダー売り場には多くの製品が陳列され、いざ購入しようとしても製品選びに迷ってしまうかもしれません。

そこで、ドライブレコーダーを選ぶときに重視しておきたいポイントを紹介していきましょう。