Macを使いこなせば、仕事でも趣味でも一通りのことがこれ1台でこなせるようになります。この連載では初心者の皆さんからの質問をもとに、Macの基礎の基礎を解説していきたいと思います。

Q1:Macのアプリってどんなものが入ってるの?

A:Macの初期画面を見てみよう DockとLaunchpadを使ってみよう

初期セットアップを終えたMacの最初の画面はとてもシンプルです。iPhoneのようにホーム画面にアプリのアイコンが並ぶこともなく、壁紙のみ。画面上部には「メニューバー」と呼ばれる部分があり、左側は各アプリによって表示されるメニューが切り替わります。右側には常駐している機能を呼び出す部分になります。

ちなみにこの初期画面は「Finder(ファインダー)」と呼ばれ、Macのファイルを扱ったり、アプリを呼び出すための画面となります。

  • Macの初期画面「Finder」はとてもシンプルで、初めて触る人にはどこに何があるかわからないかもしれません

  • 上部左の「メニューバー」はアプリによって切り替わります。Finder表示時はファイルやウィンドウの表示や設定があり、アプリが起動されるとアプリ用のメニューが表示されます

  • メニューバーの右側には常駐しているアプリや呼び出すことの多い機能がアイコンで表示されています

MacのDockにはiPhoneのDockと同じようにアプリが登録されており、ここにあるアイコンをワンクリックすることで、アプリを起動できます。最初に登録されているのはよく使われるアプリで、Webブラウザの「Safari」、メールを扱う「メール」、音楽アプリの「iTunes」、写真を扱う「写真」などが並んでいます。Microsoft Officeのファイルを読み込んで使えるワープロアプリ「Pages」、表計算アプリ「Numbers」、プレゼンアプリ「Keynote」もあります。

  • 下部には「Dock」と呼ばれる部分が表示されており、アプリが登録されています。アイコンをワンクリックしてアプリを起動できます

  • Pages、Numbers、Keynoteは「iWork」と呼ばれるApple純正のオフィススイートアプリです。Microsoft Officeのファイルを読み込んで利用可能です

Macに初期インストールされているアプリはこれら以外にもあります。それらを呼び出すためには、ロケットのアイコンの「Launchpad」をクリックしてみましょう。

  • Launchpadのアイコンをクリックしましょう

  • Launchpadが起動し、Macに入っているアプリがアイコンで表示されます

Dockに表示されているものの他にいくつかのアイコンが表示されました。ビデオ編集アプリ「iMovie」や、音楽制作アプリ「GarageBand」なども入っています。

  • iPhoneで撮影したビデオなどを使って映像編集が可能な「iMovie」。いくつかのビデオを切り貼りしたり、キャプションをつけることもできます

  • 音楽制作アプリ「GarageBand」。豊富なループを並べたり、シーケンサーへの打ち込み、さらに多重録音を使って結構本格的な音楽制作が可能です

Macを使うためには、マウスやトラックパッドを使いこなす必要があります。次回はMacの基本的な操作方法を紹介しましょう。