GNオーディオジャパンは4月24日、完全ワイヤレスモデルをはじめとするJabraブランドのBluetoothイヤホンの新製品4機種を発表した。いずれも、1月に開かれたCES 2018で発表された製品。主力の中上位モデルでは防塵防滴構造を採用したほか、Amazon Alexaによる音声コントロールに対応。風切り音など通話中のノイズを低減する機能も搭載した。Bluetooth 5.0の採用でバッテリー駆動時間の延長や利用可能範囲の拡大を図ったのも特徴。

  • JabraブランドのBluetoothイヤホンが登場。注目は、Amazon Alexaによる音声コントロールや防塵防滴に対応した完全ワイヤレスモデルだ

新製品のラインアップや予想実売価格は以下の通り。

製品名 タイプ 希望小売価格(税別)
Jabra Elite 65t 完全独立型 23,130円
Jabra Elite Active 65t 完全独立型 24,880円
Jabra Elite 45e ネックバンド型 13,880円
Jabra Elite 25e ネックバンド型 9,980円

Jabra Elite 65tは完全独立型のワイヤレスイヤホン。IP55準拠の生活防水や防塵防滴に対応している。音声コントロールは、これまでのSiriとGoogle Nowに加え、新たにAmazon Alexaに対応した(5月下旬対応予定)。Bluetoothは最新の5.0対応で、通信範囲は約10m。バッテリー駆動時間は約5時間で、付属の充電携帯ケースを併用すると最大15時間のバッテリー駆動が可能。重さはイヤホン本体が約6.5g、充電ケースが約67g。

  • 完全独立型の「Jabra Elite 65t」

  • 付属の充電携帯ケースを併用すれば、最大15時間使える

Jabra Elite Active 65tはJabra Elite 65tの兄弟モデルで、IP56準拠の耐汗、耐水、防塵性能を備えるほか、トラッキング機能用の加速度センサーを搭載しているのが違い。表面に特殊コーティングを施し、運動しながらの利用でも外れにくいようにした。音声コントロールやBluetooth 5.0への対応、バッテリー駆動時間などは同じ。

  • スポーツ向けの「Jabra Elite Active 65t」。耳から外れにくいように、表面には特殊コーティングが施されている

Jabra Elite 45eは、最大8時間のバッテリー駆動が可能なネックバンド型で、IP54準拠の防塵防滴構造となっている。Amazon Alexaの音声コントロールやBluetooth 5.0に対応する。重さは約26g。

  • ネックバンド型の「Jabra Elite 45e」

Jabra Elite 25eはネックバンド型の入門機。Bluetoothは4.1への対応となるが、風切り音の低減機能やIP54準拠の防塵防滴構造を備える。重さは約48g。

  • ネックバンド型の入門機「Jabra Elite 25e」