ライフボートは2018年4月から、PCで利用するUSBメモリなどのUSBストレージの利用を制限することができるソフト「LB USBロック Lite」の無償提供を開始した。

企業や組織などで情報流出は、大きな問題となっている。その手口には、さまざまなものがあるが、USBメモリを使ったものも少なくない。低価格化と大容量化が進み、またほとんどのOSで、ドライバを別途用意する必要がない利便性から手軽なメディアとして、普及が進んでいる。LANやPCから情報をコピーするのも簡単であり、流出の原因となることもある。

その対策の1つが、本稿で紹介するLB USBロック Liteである。ホワイトリスト方式を使い、、あらかじめ利用を許可するUSBメモリを登録し、登録外のUSBメモリでは書き込みができないようにする。非常にシンプルな機能であるが、情報流出を防ぐには、効果的な対策の1つとなる。

LB USBロック Liteのダウンロードとインストール

ダウンロードとインストールであるが、図1のWebページから右上にある[無償ダウンロード]をクリックする。ダウンロードリンクが記載されたメールが送られるので、メールアドレスを入力する。

  • 図2 メールアドレスの入力

あとは、メールの着信を待ち、インストーラーをダウンロードする。システム要求については、図1のWebページを参照してほしいが、特に厳しいものはない。OSが正しく動作する環境であれば、問題ない。

インストーラを起動すると、図3のようになる。

  • 図3 インストーラの起動

あとは手順に従って、インストール作業を進めてほしい。特に、難しいことはないはずだ。インストールが完了すると、再起動を促される。

  • 図4 再起動の確認

USBロックは、再起動後有効になる。