映画『となりの怪物くん』(4月27日公開)のフレッシャーズ大集合!イベントが23日、都内で行われ、W主演の菅田将暉と土屋太鳳、主題歌を担当した西野カナが登壇した。

  • 左から、西野カナ、菅田将暉、土屋太鳳

新入生や新社会人など、この春に新しい門出を迎えたフレッシャーズを前に、自身が"門出"と感じた経験を聞かれた菅田は、16歳で上京した時期を挙げ「初めて上京して、誰も知らないところで、みんな標準語で変な感じでした」と回顧し、「(当時は)ドキドキを超えてパニックでした。朝起きて4時くらいに仕事場に行ったのも初めてでしたし、全部が新しかったです」とコメント。これに土屋が「ライダーのとき?」と目を輝かせると、菅田は「そうそうそう! ハッキリ言うね」と驚き、土屋が「拝見させていただいていて、そんな心境だったんだなと思いました。すごくフィリップに元気をもらっていました(笑)」と明かすと、菅田は「すごい。役名までハッキリと」と笑顔を見せた。

同じ質問に、現事務所に入るキッカケとなった10歳でのオーディションを挙げ「薬師丸ひろ子さんのような女優を探すというコンセプトのオーディションだったんですけど、最終審査で薬師丸ひろ子さんからの激励のメッセージを拝見したんです。それを聞いたときに"絶対に女優になりたい"って強く思ったのを覚えていて、背が130センチだったので残れないと思ったんですけど、"なりたい"じゃなくて"なってやる!"って気持ちでした」と打ち明けると、菅田は「10歳で130センチで『なってやるー!』って超パワフルだよね」と舌を巻いた。

このほか、イベントでは西野が主題歌「アイラブユー」を生披露する一幕もあり、裏で泣きながら聞いていたことを菅田から暴露された土屋は、うっすら目に涙を浮かべながら「本当に素敵ですね!」と興奮気味に語り、西野を喜ばせた。

同作は、2008年~2014年まで「月刊デザート」(講談社)で連載され、累計発行部数が610万部を突破している同名コミックを映画化したもので、友だちもまったくいない、恋もしたことがないガリ勉で冷血な女子高生・水谷雫(土屋)が、隣の席の問題児男子・吉田春(菅田)に、ふとしたことがきっかけで唐突に告白されたことから始まるヒューマンドラマ。