徳間書店はこのほど、『ばーちゃんがゴリラになっちゃった 祖父母そろって認知症』(税別1,250円)を全国で発売した。
同書は、フリーライター・漫画家として活躍する青山ゆずこさんが、自身の祖父母の在宅介護についてつづったWEB連載をもとに、描き下ろしたもの。
青山さんは軽いノリで祖父母の介護を買ってでたものの、介護生活は過酷を極めたという。心身ともにボロボロになりつつ介護に奮闘した7年間をコミカルなマンガで表現した。
内容は、「認知症の現実」「昔のじーちゃん、ばーちゃんは、もういない 」「家族に渦巻くギスギス感」「男が介護でやれること」「女子力より、必要なのはサバイバル力! 」「介護するひとを介護する大切さ」「介護に理解なんてない! 」など。
著者の青山さんは、「介護というものがまだ別世界のことのように感じてしまう若い世代の人々は、『こんな家族のケースもあるんだ』と、ちょっと『人ん家に寄ってみよっかな』くらいの感覚で気軽に覗いてください」とメッセージを寄せている。