エン・ジャパンが運営する正社員勤務を希望する女性向け求人情報サイト「エンウィメンズワーク」において、このほど「仕事のやりがい」をテーマにアンケートを実施し、女性369名から回答を得た。それによると、78%の女性が「転職活動において、仕事のやりがいを重視する」と回答した。
「エンウィメンズワーク」を利用して転職を考えている女性に、「転職活動において、仕事のやりがいを重視しますか?」と質問したところ、「非常に重視する」が23%、「まあまあ重視する」が55%で、仕事のやりがいを重視する女性は78%いるという結果になった。
では、「仕事でやりがいを感じるのはどのような時ですか?」と質問したところ、一番多かった回答は「お客様に喜ばれた時」の47%で、「ひとつの仕事をやり遂げた時」44%、「目標を達成した時」30%と続く。
年代別にみると、「お客様に喜ばれた時」は20代で55%、30代で53%と一番多い回答だったが、40代は「ひとつの仕事をやり遂げた時」が46%で一番多く、2番めが「お客様に喜ばれた時」29%と回答が逆転している。
具体的な回答をみると、「お客様満足度で1位をいただいたとき」(26歳)、「お客様から指名をもらった時」(32歳)、「タイトなスケジュールの中、無事期限内に終わらせ、依頼者から感謝された時」(37歳)などが挙げられた。
次に「仕事でやりがいを感じるために行なっていることはあるか」を質問したところ、一番多かった回答は「目の前の仕事に一生懸命に取り組む」の71%で、次に「お客様のことを考える」47%だった。
ここでも、40代は「自己研鑽に力を入れる」が33%と、「お客様のことを考える」と同率で2番めに多い回答で、他の年代(20代21%、30代19%)とは異なった結果になった。
具体的な回答では、「まずはどんな小さなことにでも積極的に取り組む姿勢を大切にしている」(29歳)、「自分の知らないことを積極的に学んでいくことで、その仕事の楽しさを知れる」(30歳)、「会社で求められていることを把握し、積極的に取り組んでいる」(40歳)などという声が聞かれた。
転職活動を行う上で、どの年代でも仕事に「やりがい」を求めていることがわかったが、仕事の経験を積んでいくと「やりがい」に対する考え方に変化があるようだ。