アプリから届く「通知」は、最新情報をタイムリーに知ることができる利便性の高い機能です。ニュースアプリから届く最新ニュース、通販アプリから届くセール情報など、通知があったおかげでトクした経験を持つ人も多いのではないでしょうか。あまり通知件数が多いのも困りものですが、見逃すとイタい通知があることもまた事実です。

そんな通知ですが、ホーム画面でなにか操作しているときに「バナー通知」として届いたため、内容に目を通す前に消えてしまったことはありませんか? どのような通知だったのか気がかりですし、実際に重要な通知だったのかもしれませんが、通知は再送付してもらうことができませんから、記憶を頼りに通知発信元のアプリを起動して調べるしかありません。

大切な通知を送信してくる可能性があるアプリについては、通知方法を「持続的なバナー」に変更しておきましょう。この持続的なバナーとは、スワイプして閉じるかホームボタンをタップするなどしないかぎり表示され続けるバナーの表示スタイルで、iOS 11で追加された機能です。これまでのバナー通知は、表示されてから数秒すると自動的に消えてしまいましたが、持続的なバナーはなんらかの操作をしないかぎりホーム画面上部に残るので、内容をしっかり確認する余裕があります。

設定方法はかんたん、『設定』→「通知」の順に画面を開き、対象とするアプリの画面を開きます。「バナーとして表示」欄では、初期値として「一時的」が選択されていますが、右隣の「持続的」をタップしましょう。これで、次回以降バナーとして通知が表示される場合、なんらかの操作をしないかぎり表示され続ける「持続的なバナー」となります。

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    1 「『設定』→「通知」の順に画面を開きます

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    2 対象とするアプリ(ここでは「LINE」)をタップします

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    3 「バナーとして表示」欄にある「持続的」をタップし、『設定』アプリを閉じます

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    4 以降、対象としたアプリでバナー通知が表示された場合、フリックなどの操作を行わないかぎり表示され続けます