キャセイパシフィックグループは4月20日、契約社員の客室乗務員の募集を開始した。日本での客室乗務員の採用は2012年以来6年ぶりとなり、約200人を採用する予定で、日本人利用客によりきめ細かいサービスの提供を目指す。
キャセイパシフィックとキャセイドラゴンはグループとして、香港を拠点に世界52か国、200都市以上に広がるグローバルネットワークを展開しており、キャセイパシフィック航空とキャセイドラゴン航空では現在約360人の日本で採用した客室乗務員が勤務し、日本路線を含めた世界各地へのフライトの乗務にあたっている。
現在、キャセイパシフィックでは日本を含めた14の国と地域から、キャセイドラゴンは日本を含めた5つの国と地域から、客室乗務員を採用している。キャセイパシフィックとキャセイドラゴンそれぞれの客室乗務員は、各路線によって異なる言語や文化を背景とした多様な乗客へ充実した旅行体験を提供するために活躍している
キャセイパシフィックとキャセイドラゴン合わせて合計200人程度を契約社員として募集。勤務地は香港となる。応募資格は、日本国籍または日本における永住権を持つ18歳以上・高校卒業以上の男女で、日本語・英語ともに堪能な人(第二外国語ができれば尚可)。
キャセイパシフィックはTOEIC(リーディング、リスニング)650点以上、キャセイドラゴンは600点以上の英語力。最終選考の際に公式認定証の提出が必要となる。また、ホスピタリティー業界での経験者を歓迎している。つま先立ちで208cmの高さに手が届き、採用前の健康診断に合格することが条件となる。その他詳細はウェブサイトを参照。
書類選考およびオンライン面接による一次選考、個別面接による最終選考を実施する。応募期間は4月20日~5月24日で、最終選考は東京にて7月28日~8月1日に実施を予定している。合格者は、2018年第4四半期から2019年初めに研修開始を予定。